重い話を打ち明けられたとき、どうしていますか?


あなたは、誰かから、思いもよらない重い話を打ち明けられたことはありますか?

たとえば、深刻な病気のことや、その人の人生に深く関わる出来事。

そんな話を、ふいに打ち明けられたとき、あなたの心の中はどうでしょうか?

「えっ……!」と、思わず驚きますよね。(私もそうです)

それは、とても自然なことだと思うんです。

話し手が感じる「申し訳なさ」という静かなブレーキ

けれど、ここで少しだけ、話し手の心に気持ちを向けてみてほしいんですね。

もしあなたが勇気を出して重い話を切り出したとき、相手が戸惑ったように見えたり、固まってしまったらどう感じるでしょうか。

「ああ、こんなに驚かせてしまった」
「言わなきゃよかったかな」
「私のせいで、困らせてしまった……」

そんなふうに、「申し訳なさ」というブレーキが、話し手の心にかかってしまうことがあるんですね。

では、どうすればよいのでしょうか。

そんなときは、相手と同じトーンで

「そうなんですね……」
「それは……大変でしたね」

と、静かに受け止めてみてください。

それが、「話しても大丈夫なんだ」という安心感につながっていきます。

感情を消すのではなく、「間」をとる

もちろん、心の中で驚いてもいいんです。

感情を消してくださいということではありません。

ただ、その感情を表に出す前に、ほんの少しだけ、間(ま)をとってみてください。

自分の心の中で起きたものを感じながら、ゆっくりと、相手の言葉のそばに戻っていく。

その間があるだけで、聴き方がずいぶん変わってくることがあります。

傾聴は、うまく応えることよりも、「ここにいて大丈夫」と感じられる時間を一緒につくっていくこと。

こうした一つひとつの関わりの中に、傾聴のあたたかさは生まれていくのだと思っています。

 

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