※stand.fmで配信した内容を、文字に起こしています。
今日は、傾聴の効果についてお話しします。
傾聴って大事だよーと言いますが、傾聴で話を聴いてもらうと何がいいの?
何が起こるの?ということなんですが
傾聴の効果と言われているものは、主に4つあります。
- カタルシス効果
- バディ効果
- アウェアネス効果
- ラポールの形成
わかりやすく解説していきますね。
1.カタルシス効果
みなさんもおそらく経験あると思いますが、話を聴いてもらってスッキリした!というものですね。
聴いてもらって気持ちが軽くなったとか、ホッとしたとか。
心の浄化作用という言い方もあります。
2.バディ効果
刑事もののドラマとかで「俺たちはバディだ!」みたいなセリフを聞いたことはありませんか?
バディは「仲間」という意味。
つまり、自分の話をしっかり聴いてくれる相手がいる、私はひとりじゃない。
そこに安心感が生まれます。
3.アウェアネス効果
自分の話を聴いてもらっているときに、話をしながら何か気づいた、という経験があるかたもいるかもしれません。
話をしているうちにだんだん頭の中や心の中が整理されていき、思わぬ気づきが生まれることがあるんですね。
自己理解が深まる、つまり自分のことがもっとよくわかるようになります。
4.ラポールの形成
ラポールの語源はフランス語で「架け橋」のこと。
しっかりと話を聴いてくれる相手との間に、心の架け橋ができます。
つまり信頼関係が築けるんです。
信頼関係ってとても大事ですよね。
これがなかったら、良好な人間関係は築けないなぁ、私は思います。
まとめ
傾聴の4つの効果、いかがでしたでしょうか?
傾聴された人は、こんな変化が起こりうるよ、ということなんですね。
だけどどんなに「傾聴っていいんだよ」と言っても、実際には傾聴された体験のない方はピンとこないかもしれません。
ラーメンを食べたことのない人に
「ラーメンという食べ物があってね、とても美味しいんだよ」
と言ってもその美味しさは伝わりませんよね。
だからもし機会があれば、ちゃんと傾聴ができる人に話を聴いてもらう。
そんな体験をおすすめします。