今回は「コミュニケーション能力の違い」についてお話しします。
コミュニケーション能力が
あるとか、ないとか
コミュ力が大事とよく言いますよね。
けれど、一口でコミュニケーション能力
といっても様々で
人によって定義はまるで違ったりします。
たとえば
・上手に話せること
・人を楽しませられること
・話が面白いこと
など、発信力が高いことを
コミュ力が高いという人もいますし、逆に
・相手の意図を汲むこと
・空気を読むこと
・情報を正しく理解できること
など、受信する能力を求める人もいます。
傾聴もコミュニケーションの方法の
ひとつですが
傾聴の場合はいまお話しした二つの
どちらとも少し違います。
傾聴はなにかというと
互いにわかり合うコミュニケーションです。
相手に喜んでもらうためでもなく
空気を読むことでも
情報を引き出すことでもありません。
結果として
そうなることもあるかもしれませんが
それが目的ではありません。
傾聴の
互いにわかり合うコミュニケーションとは
その人が感じている感覚や思いをわかろうとすること。
そしてそのとき同時に
自分が感じている感覚も自分でちゃんと理解して
それをやりとりする
そんなコミュニケーションです。
相手と自分が
すれ違わないコミュニケーション
とも言えるかもしれません。
さて、これをお聴きのあなたは
どんなコミュニケーション能力を求めているでしょうか?
どれがよい、悪いとか
傾聴が正しいと言いたいのではなく
必要なものは人それぞれ違いますよね。
けれど、もし
「人とすれ違っちゃうなぁ」
みたいな経験がおありの方は
傾聴という引き出しが増えると
コミュニケーションの幅が広がると思うのでおすすめです。