さて今回は「傾聴できる人、できない人」
ということで
その違いのひとつをお話しします。
結論から言うと
(聴き手であるあなたが)
傾聴された体験があるか、ないか
なんですね。
それに加えて
「聴いてもらうっていいなぁ」と
体感として知っていることです。
この「いいなぁ」という体感がないまま
傾聴っぽくうなずいたり
あいづちをしてみても
どこかマニュアル的な感じに
なってしまいます。
絵に描いた餅といいますけれども
絵を見て「これはお餅だ」と
頭で理解できても
美味しいお餅を食べたことがなければ
その美味しさはわかりませんよね。
傾聴も同じですね。
誰かに傾聴をしたいと思うなら
聴き手であるあなたが体感として
その良さを知っているほうが
傾聴はしやすいです。
私もいまだに仲間内の練習会などで
傾聴をしてもらうことがあります。
聴いてもらう体験を積むのも
トレーニングなんですね。
ということで
傾聴しやすい人、しにくい人の違いは、
体感として「傾聴っていいなぁ」という
感覚を持っているかどうか
ということでした。