傾聴がコミュニケーションで大切なわけ

突然ですが、あなたは
話の聴き方を習ったことがありますか?

…と言われても「?」ですよね。

または
「そんなの習うまでもないのでは」
と思ったのでは?

というのはとくに意識しなくても
自然に聞ける(耳に入る)ものだからです。

習うとしたら親や学校の先生から

「だまって聞きなさい」
「話している人の方を向きなさい」

くらいでしょうか。

でもそれは聞くときの態度であって
「聴き方」ではありません。

聴き方とは何か

それは耳の向け方のことを指します。

話の「何を」「どのように」聴くのか
明確な目的を持って耳を傾けること。

こういう聴き方は習いませんよね。
習うのはもっぱら伝え方の方。

なぜなら
コミュニケーションにおいて大切なのは
話し方や伝え方だとよく言われているからです。

でも私は聴き方も同じくらいか
それ以上に大切だと考えています。

それは、聴き方を知らないと
コミュニケーションに“ずれ”が生じる可能性があるからです。

聴きとるものを間違えるとコミュニケーションはうまくいかない

話し方には種類があります。

尊敬語、謙譲語、丁寧語、ため口など
相手に合わせて使い分けをしますね。

では聴き方はどうでしょう?
使い分けをしていますか?

じつは話し方と同じように
聴き方にも種類があり
使い分けをしないと
うまくいかないことがあるのです。

たとえば
このような経験はないでしょうか?

  • よかれと思って言ったのに、嫌な顔をされた
  • アドバイスをしたのに、受け取ってもらえなかった
  • 会話がかみ合わない、すれ違う


この3つに共通することは、聴き方です。

伝え方や言い方、内容でもありません。

相手が受け取らないのは
「言い方がよくなかったからだ」
と思いがちですが(まったくないとは言いませんが)

そもそも聴き取るモノがずれているので
口に出すモノもずれてしまうのです。

だからかみ合わない、ということが起きます。

相手が言わんとしていることを
ちゃんと聴き取れていれば
このようなことは起こりません。

もっと悪くなると
相手と言い合いになってしまうかもしれませんね。

そんなつもりはなくても
このようなコミュニケーションに
なってしまったら
ちょっともったいないですよね。

ですから
聴き方もとても大切になるのです。

コミュニケーションは
聴き方で大きく変わります。

いろんな聴き方はあると思いますが
傾聴という引き出しが増えると

人との関係も、自分自身との関係も
もっとよくなると信じています。

 


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