今回は「自分を否定するのはいけないことなのか?」というお話しです。
私自身もそうなんですが
何か失敗したり、やらかしちゃって
「私ってダメだなぁ」って
自分を否定したり
責めたりしちゃうことってありませんか?
よく言われるのが
「自分にダメ出しをしない」とか
「自分を否定しない」とかあるんですけど
頭ではわかっていても
いろんなネガティブな思いがあふれてきて
どうにもできない、ということもあるんですよね。
私も、後悔してもしきれないことがあって
自分が情けなくて
やりきれない気持ちでいっぱいになったことがあります。
自分で自分を否定するのは
よくないというのもわかっているんだけど
「ダメだなぁ」思う気持ちも
私の一部であって
それも本当の気持ちなんですね。
「自分を否定しない」
というのはとても大切なんですけど
「否定しちゃいけないんだ」
になってしまうと
今度は「否定したくなっている自分」を
否定することになってしまいます。
ではどうしたらいいのかというと
もうそのまま受け取めるしかないんですね。
後悔も、情けなさも、やりきれない気持ちも
自分なんて、と否定したくなることも
すべてあるがままの自分なんですね。
それを認めるのは苦しいんだけど、
できるならば
そのまま受け止めてあげたほうが
いいんじゃないかな、と私は思います。
だけどあまりにもつらい出来事は
受け止めきれなくて
気持ちにフタをしてしまう
ということもあるんですね。
だからなんでもかんでも
現実を見なさい、じゃないけど
一時的にフタをするというのも
自分を守るためには必要なことなんだと
知っておいていただけたらいいなと思います。