「否定してはいけない」の勘違い

今回は、「否定してはいけない」の勘違いについて、お話しします。

傾聴を少しでも知っている方は
「相手の話を否定してはいけませんよ」
と一度は聞いたことがあると思います。

たしかに否定はしません。

けれども、
こんなふうに思ってしまう人もいます。

否定してはいけないんだから
否定する気持ちを持ってはいけないんだ

それはよくない、とか
間違っている、と思ってはいけないんだ

と、このように
自分の気持ちを抑え込まなければいけない
と思ってしまうんですね。

でもこれは
はっきりいって不可能です。

なぜなら
湧き上がってくる自分の気持ちを
ないことにはできないですよね。

そして抑え込めば抑え込むほど
聴くのが苦しくなります。

ですので、否定しないで聴くというのは
相手に対しては
「そうなんですね」と受容の態度で聴いて

もし自分に
否定したい気持ちがあったとしても
そのまま認めてOKです。
自分に対しても否定しません。

相手と自分が違うのは当然として
そこをしっかり分けて聴けると

いままでよりも
もっとラクに聴けるようになるでしょう。

 

 

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