今回は「共感を台無しにしてしまう言葉」についてです。
傾聴は共感が大事、といいますよね。
たとえば、
相手が仕事のぐちをこぼしていて
こんなふうに応答したとします。
「上司がいちいちうるさく言ってきて、もうムリ」
「そっか、もうムリって感じなんだ」
ちゃんと共感になっていますよね。
だけどそのあとに、こんな言葉をつけると
その共感が台無しになってしまいます。
それは「でも」や「だけど」という言葉。
「ムリって感じなんだ。でも、もう少し頑張ってみたら?」
「ムリって感じなんだ。だけど、プラスに考えたらいいんじゃない?」
一見よいことを言っているように
聞こえますが
相手の気持ちを
否定してしまっているんですね。
わりと無意識に
言ってしまうことが多いので
ふだんから意識しておくといいでしょう。