今回は「聴くべきでは聴けない」というお話しです。
そもそも論ですが、あなたは人の話を聴きたいですか?
もし「聴きたくないけど、聴くべき」と思っているのであれば、
聴かない、という選択肢もあるということを最初にお伝えしますね。
なぜなら「聴くべき」だと、自分が我慢することになるからです。
それは決してラクな聴き方にはならないでしょう。
我慢して聴いていると、もうムリ!と限界が来て、ぽろっと何か言ってしまう。
そうなると、言ってしまった自分に対して
罪悪感を感じてしまうかもしれません。
それもつらいですよね。
私は、聴かないという選択も悪いことではないと思っているんです。
聴く、聴かないは自分で選んでいいんですね。
ただ、選ぶためには、聴ける自分がいてこそ選べるんですよね。
聴けないから聴かない、というのと
聴けるけど聴かない、というのは自由度が全然違います。
だから傾聴できたほうがお得だよね、とは思いますが
聴かない自由があってもいいんですよね。
だけど「やっぱり私は人の話を聴きたいんだ」という方は
聴くべきより、聴きたいを増やしていくと
よりラクに聴けるようになるでしょう。