【保存版】傾聴でもっとも大事なこと

ひとつ前の収録の中で
「傾聴でいちばん大事なのは、相手を理解しようとすること」とお話ししました。

だけど配信したあと「あ!」と思いまして。

一番大事って何気なく言っちゃったけど、もっと大事なことがあるんですね。

今日はそのことについて、お話しします。

傾聴で大事なことは、3つあります。

1.共感的に理解する

ひとつは、前回の収録でお話しした、相手を理解しようとすること。

いわゆる「共感的に理解する」ということです。

その人の物事の受け止め方を理解して
「あなたはそう感じたんですね」と、あなたにとって、を理解しようとすることです。

<参考記事>

2.受容

そして2つめは、相手のどんな側面も、ただそのまま受け止めること。

自分の価値観に照らし合わせて、よい・悪いと判断しません。

「そういうお気持ちがあるんですね」と受け止めます。

これを受容といいます。

<参考記事>

3.自分に対する受容と共感

そして最後3つめ、これが傾聴で一番大事なんですね。

それは、自分自身に対する受容と共感です。

たとえば、自分の中にネガティブな思いや感情があったとします。

だけどそれを否定したり、ダメだと押し込めたりせず、「私の中にこういう気持ちがあるんだな」と認めて、そのまま受け止めます。

だけど「そのままを受け止めるなんてできない」という人もいるかもしれません。

それも「できない自分はダメなんだ」ではなく、「ダメだと思っているんだな」「受け止められないんだな」とそれもそのまま受け止めます。

どんな自分であっても、自分をわかってあげることがとても大切なんですね。

自分が自分の最大の理解者になってあげること。

これが自分自身に対する、受容と共感です。

まとめ

もう一度、大切なことを3つ言いますね。

ちょっと順番が前後しますが

1.受容(良い・悪いと判断せず、そのままを受け止める)

2.共感的に理解する(あなたはそう感じたんですね、とわかろうとする)

3.自分自身への受容と共感

傾聴というのは、相手に対する受容と共感ですが、それができるようになるには、自分に対しても同じように受容と共感ができていること。

これが一番大事なんですね。

自分に対してできないことは、人に対してもできません。

逆に言うと、自分にできると、人にもできるようになります。

つまり、自分に傾聴ができれば、人にも傾聴できるようになります。

傾聴ができるようになりたい、という方は、まずは自分に対して受容と共感の心で傾聴してみられるのをおすすめします。

 

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