今回は、○○は傾聴の練習相手に向かない、というお話です。
結論から言うと、それは家族です。
いちばん身近な存在だから、練習するにはもってこいと思われるかもしれませんが、いちばん不向きです。
たとえばこんな経験はないでしょうか?
まったくの他人だったら穏やかな気持ちで聴くことができるけど
家族だと反論したくなったり、つい感情的になってしまうことってありませんか?
自分に近い人ほど「私の気持ちをわかってほしい、わかるべきだ」というのが、どうしても強くなってしまうんですね。
そうすると、言いたい気持ちのほうが大きくなってしまって聴けなくなるんです。
だからこそ、傾聴を学びたいんです!
家族の話をちゃんと聴けるようになりたいんです!
とおっしゃる方は多いのですが、最終的なゴールはそこでもいいけれども、傾聴の初心者の練習相手にはやっぱり向かないんですね。
家族は一番ハードルが高いです。
じゃ、練習相手はどんな人がいいの?というと、ほんとに差しさわりのない、関係の薄い人のほうがいいですね。
そのほうが自分の心があまり揺れずに、穏やかに聴きやすいと思います。
普段の雑談の中で「ちょっと傾聴で聴いてみよう」という感じでやってみてください。
練習の仕方は、下記の記事を参考にしてみてください。