※stand.fmで配信した内容を、文字に起こしています。
今日は、なぜ私が傾聴の講師をしているのか?
というお話をしていこうと思います。
結論から言いますとね
というか、ひとことで言うと、傾聴が大好きなんですよ。すごく好きなんです。
で、なんでそんなに好きなのかと言うと、傾聴ができると自分がすごくラクだからなんですね。
とくに人と関わるときにラクなんです。
たとえばね、自分と価値観の違う人の話を聞くときって、しんどくないですか?
あるいは聞きながら、ちょっとイラッとしたり。
他には興味のない話を聞かされるときって、苦痛というか、つまんないなぁって思ったりしますよね。
で、傾聴ができるとそういうのがちょっと緩和されるというか、
まったくなくなりはしないと思うんだけど、無理なく人の話が聴けるようになるんです。
そうすると、なんと人間関係も良くなるんですね。
たとえば私の場合だと、子どもとの関係が良くなりました。
昔は子どもに対してガミガミ言うお母さんだったんだけれど、
私が傾聴を学んで穏やかな気持ちで聴けるようになってきたら、子どもにかける言葉とか、対応も柔らかくなったんですね。
そして余計なことを言ってぶつかるということが減ってきましたし、言い合いになってしまうということも減ったんですね。
これはね、私が我慢をして聴いているとか、遠慮してるとかではないんですよ。
よく傾聴は「我慢ですよね」とか「修行ですよね」とか言われるんだけれども、違います。違うんです。
我慢してませんし、自分を押し殺して聴くとか、自分をなくして聴くとか私はしていません。
イメージとしては、私は私、あなたはあなた、のままで聴いています。
というともしかしたら、人によっては冷たいような印象に聴こえるかもしれないんですけど
安心してください。
ちゃんと暖かい心で聴いています。
で、そういう自分が我慢しない聞き方ができるって楽じゃないですか?
傾聴の何がいいのって言うとそこなんですよ。
聴いている自分が楽なんですね。
だから私は傾聴が大好きでやめられないんです。
講師はね、その延長でやっているようなものなんですよね。
好きじゃなかったら続けてません。
なので、私は基本聴けば聴くほど自分が楽になる傾聴、というのを伝えたいなと思って、この配信を始めたわけです。
ということで、今日は私の傾聴に対する想いを語ってみました。