「なんでもいいよ」にモヤモヤするのはなぜ?

「なんでもいいよ」に、イラッ…

よかれと思って聞いたのに、返ってきた言葉に「は?(イラ)」としてしまう。

そんな経験、ありませんか?

先日、わが家の食卓で、まさにそんな『心のすれ違い』が起きました。

長男のためにパスタを作っていたときのこと。

次男も「食べる」と言うので、「量はどうする?」と聞いたんです。

すると、彼の答えは……

「なんでもいいよ」

いやいやいや、人の食べる量なんてわかるわけないじゃーーーん!(困惑)

だから「自分で決めて」と伝えても
「文句言わないから、本当になんでもいい」と返ってきました。

はい、バトルのゴングが(脳内で)鳴ります。(笑)

「は?そういうことじゃないんだけど?」

このあとちょっと揉めまして
険悪な空気を残したまま、お開きになりました。

じつは私、「なんでもいい」と言われると困ってしまうんです。

考えることを丸投げされたように感じて
「その人にとっての正解」を一生懸命に探さなきゃいけなくなってしまう。

これ、私にとっては、ものすごい労力を使うことなんですよね。

「なんでもいいよ」と言われて
「じゃあ、適当にしておくね」とさらっと言える人もいると思います。

でも私には難しいんです。(苦笑)

同じ言葉なのに、意味が違っていた

でも、このままわだかまりが残るのは嫌だなと思って、あとで冷静になってから次男の考え方を聴いてみました。

すると、彼は決して面倒くさがっているわけではない、ということがわかったんです。

彼は「じゃあ、適当にしておくね」という感覚を、ごく自然に持っているタイプでした。

彼にとって「適当(良い加減)」に決めることは負担ではないよう。

自分がパッと判断できるからこそ、

「お母さんの加減でいいよ(=お任せするね)」

という彼なりの信頼を込めての「なんでもいい」だったんです…!

私にとっての「なんでもいいよ」は「丸投げ」で、彼にとっては「信頼」

同じ言葉を使っているのに、お互いの心の辞書に書かれている意味がまったく違っていたんですね。

そこで、

「お母さんは、なんでもいいって言われると、その人にとっての正解を探そうとして、でもわからないから困っちゃうんだよね」

と、自分の気持ちをごまかさずに、素直に伝えてみました。

すると彼もすんなり納得してくれたんです。

相手の「あたりまえ」を聴いてみる

モヤッとしたとき、
「あの人はわかってない!」と相手を決めつけたくなることもありますよね。

私も今回のようによくあります。(笑)

でも、もし。

あとで考える余裕ができたなら
「相手のあの言葉の意味ってなんだろう?」とそっと心を寄せてみるのもいいかもしれませんね。

もしかしたら、当たり前に思っていることがお互いに違っているだけ、なのかもしれません。

そんなことに気づかされた、出来事でした。

あなたの、つい一生懸命になってしまう「あたりまえ」は、どんなものでしょうか?

自分では気づかないまま大切にしていることって、意外とたくさんあるものですよね。

そして、大切なあの人の「あたりまえ」は、どんなふうに違っているでしょうか。

あなたの心が少しでも軽く、温かくなりますように。

 

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