失敗する傾聴の特徴と対策

さて今回は
「失敗する傾聴の特徴と対策」についてお話しします。

最後まで聴いていただくと
失敗を回避して、聴き上手になれる方法がわかります。


失敗する傾聴、それは
傾聴の技術の問題ではありません。

もちろん、それもひとつとしてありますが
今回は聴く人自身の心のありようのお話しです。

結論から言うと

言わないようにしよう
言うのはガマンしよう

という傾聴をしているとだいたい失敗します。

これを聞いて「おや?」と思った方も
いるかもしれませんね。

傾聴は自分の話はしてはいけないのだから
言わないのは当然じゃないの?と。

もちろん、それがなんの苦もなく
ラクにできるなら、何も問題はありません。

けれどもそれが
ガマンの上に成り立っているのなら
聴いていてだんだん苦しくなってきませんか?
というお話です。

言わないようにしよう
言うのはガマンしよう

というのは自分への禁止ですね。

これはガマンできているうちはいいけれど
だんだんとストレスがたまっていって
いつか限界が来てしまいます。

たとえば、
あなたはこのような経験はありませんか?

パートナーや子ども、会社の部下に、
言うのをガマンしよう、怒らないようにしようとガマンしていたのに

何かのきっかけで大爆発してしまった!
言いすぎてしまった!ということ。

私はあります。

じつは傾聴も同じです。

それは違うと言いたい…!
私も同じと言いたい…!

だけど傾聴は自分のことは言ってはいけない
と習ったからガマンガマン…!

だけど耐えきれなくなって
つい、ぽろっと余計なことをいってしまった、とか。

このようにガマンを頑張る聴き方は
つらくなって失敗しやすいんです。

だけど、だからといって
「ガマンしないで何を言ってもいいんですね」
ということでもありません。

そうではなくて
自分に禁止することを頑張っても
失敗しやすいし
言うのをガマンすることと
聴き上手はまったく関係ありません。

ではどうすればいいのか?
というと、それは

「~しないようにしよう」
という禁止をやめるんですね。

この場合で言うと
言わないようにしよう
言うのをガマンしよう、です。

だけど言いたくなる気持ちに
良いも悪いもありません。

言いたくなってるよね、とただ認めて
だけどそれはちょっと置いといて
傾聴でやるべきことに意識を向けます。

やるべきこと、それは共感です。

ひとつでもふたつでも
共感を増やしていく。

「あなたにとっては本当にそうなんだ」
という理解を増やしていきます。

共感を増やすほうを努力するんですね。

言いたくなっているのを禁止するのではなく
言いたい気持ちを認めて、ちょっと大事に自分の中に置いておく。

禁止する努力をしてストレスが溜まって
失敗するよりも、

自分の気持ちを大事にしながら
相手に対しては「そうなんですね」という
共感を増やす方が、よほど聴き上手になれるのでおすすめです。

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