「聴かない」という支え方もある

あなたはこんな経験ありませんか?

すごくストレスがたまっていたりとか
なにかモヤモヤする
不安とか心配事で苦しい…

そういうときに
誰かに話を聴いてもらったらスッキリした
心がちょっと軽くなった──

これはカタルシス効果といって
傾聴の一面でもあります。

心の中で抱え込んでいたものを話して
誰かと共有することで、らくになったり
落ち着いたり、癒されたり

または気持ちが整理されて
少し余裕ができたりするんですよね。

このように「話を聴いてもらうっていいな」
と思うと、自分も同じことを人にしてあげたくなります。

自分にとってよかったものは、人にも勧めたくなりますよね。私もあります。

だけど…

頭の片隅にちょっと置いておいてほしいのは
話すことはいいことだ、と思いすぎると

相手に「話してもらおう」「話させよう」と
してしまうかもしれないのです。

でも話すことが癒しにならない人も
いるんですね。

口に出すことで
もっともっと辛くなってしまう
ということもあります。

そもそも話したくない人も
いるかもしれません。

心の内側をさらけ出すのは
案外勇気がいることです。

また、話せない、言葉にできない
ということもあります。

理解したいのは「気持ち」

傾聴は相手の思いや気持ちを聴きますが
それは相手に促して聴くことではないのですね。

その人が「話したい」と思うなら
その思いを大切にして聴くし

「話せない、話したくない」と思うなら
その思いを尊重し
聴かないという支え方もあります。

沈黙したら
その沈黙も大事にします。

話をしてもらえればいいのではなく
その人の今の気持ちをわかろうとします。

話したい気持ちも、話したくない気持ちも
どっちも理解できたらいいですよね。

 

 

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