共感は〇〇のイメージでやってみる

さて今回は
共感のイメージがつかめない方に向けてお話をします。

最後まで聴いていただくと
共感のこつがわかる…かもしれません。

では本題です。

私は学生時代、演劇をやっていたんですけど
傾聴と役者は似ているところがあるなぁ、と思ったんですね。

たとえば、
役者はその人物になりきって役を演じます。

このセリフはどんな気持ちで言っているのか
この行動はどんな気持ちからなのか

全身全霊で感じて、
自分とは違う人物、違う人生を舞台の上で演じます。

じつはこれは、
傾聴でいう「共感」ととてもよく似ています。

共感は、あたかもその相手になったかのように、相手の気持ちを感じようとします。

その言葉はどんな気持ちで言っているのか
その行動にはどんな思いがあったのか

自分が相手になったつもりで感じてみるんですね。

そして感じるからこそ
「ああ、こういう気持ちなんだな」
とわかるんです。

そのとき、たとえ自分の価値観と違っていたとしても

よい・悪い、正しい・間違っているという判断はせず

「あなたであれば、そう感じるんだな」
「あなたであれば、そういう気持ちなんだな」

と、あなた事として理解します。

役者も同じですよね。

自分の価値観と違うからといって
その人物像やセリフを勝手に変えることはしません。

役者も傾聴も、その人になりきるという点で共通しています。

もし、共感のイメージがつかめないという方は

目の前のその人の「役」になったつもりで聴いてみる

のもいいかもしれませんね。

 

 

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