今回は、気持ちのわかり方には2通りありますよ、というお話をしていきます。
ひとつは、話を聴いたときに、自分の感覚でわかろうとする、わかり方。
私もそうだったからわかる、とか
一般的にはこうだからわかる、そうだよね、とか。
もうひとつは、
自分と相手の感じ方は絶対同じではないはずだ、という前提のもとに
だからこそ自分と違う相手の感覚をわかりたい、というわかり方があります。
傾聴は後者です。
自分の感覚でわかったつもりにならずに、相手の感覚を感じよう、わかろうと努めます。
相手と同じ気持ちになろうとするのではなく「自分と相手は同じではないんだ」と分けて
違いをわかろう、理解しよう、そして共に感じようとして聴きます。