私たちはふだん、自分の価値観を軸にして
評価しながら物事を見聞きしています。
私はこう思う、こう感じる
逆に、私はそう思わない、という感じです。
よい・悪い、正しい・間違っている
こう思うことは、誰でもふつうにありますね。
ただ、人の話を聴いたときに
自分はいま、相手の話を自分の価値観に当てはめて聴いているんだ
と、気づいているかいないかで、聴き方は大きく変わります。
気づかなければそのまま。
気づいていれば、相手は自分と違うんだ、相手にとってはそうなんだ、という聴き方が選択できますね。
傾聴は、相手の感じ方をわかろうとする聴き方です。
聴き上手を目指すなら、まずは自分と相手は違うということに
気づいていることが大切ですね。