あなたはこのようなことを聞いたことはありませんか?
「人の話は受容しましょう」
「共感で聴きましょう」
傾聴を学んだことがある方はもちろん、
ない方もどこかで耳にしたことがあるかもしれませんね。
そのための具体的な技法を身につけたい!
と思っている方も多いと思います。
結論から言うと技法というのは
受容的な態度・共感的な態度で、相手を尊重した結果としてそのような聴き方になった
というだけなんですね。
「受容する」「共感する」「~する」
というDoing ありきではなく、実は Being が先なのです。
つまり、あなたというひとりの人間の“ありよう” が技法につながるのですね。
傾聴が上達したい人は、知識や技法が気になると思います。
それも大事ですが
「目の前のその人が、今それを話したくなっているその人の心の側に、私はどう一緒にいたい?」
ということも同時に、大切にしてほしいなぁと思います。
それも傾聴上達のこつです。
傾聴上達のこつはいろんな角度からお話しできます。
だけど根っこの部分はやっぱり「人間尊重の心理学」なんですね。