傾聴との出会い、そして私が講師をしている理由

「聴き方」との出会い

当時、育児ノイローゼになるほど追い詰められていた私を救ってくれたのが、傾聴でした。

些細なことに腹が立ち、我が子につらく当たってしまう毎日。

そんな自分が嫌で嫌で、「消えてしまいたい…」とさえ思っていました。

けれどどうすればイライラしなくなるのか、どうすれば優しくなれるのか、まったくわからないのです。

そんなときでした。

コーチングをベースにした子育て講座で「聞き方(聴き方)」に出会います。

聴き方を学んで得られた変化

そこで学んだのは、自分の心の声を聴く、ということでした。

子どもとの関係をよくしようと思ったら、まず「自分と自分との関係」をよくしていく方が先だったのです。

自分の心の声に耳を傾け、どんな自分もそのまま受け止め、寄り添い、支えていく。

つまり自分への傾聴が、子どもや周りの人との関係をよくしていく鍵なんだ、と気づきました。

それからです。子どもとの関係も、私の心の中も、徐々に変化していきました。

子どもの気持ちを受けとめられるようになり、感情的に怒ることが減ったのです。

気づけばあんなに苦しかった子育てが、いつのまにかラクになっていました。

自分への傾聴と相手への傾聴。

その両方があったからこそ、よい関係になれたのだと感じています。

その後、私は「もっと深く傾聴を学んでみたい」と思い、数年の勉強を経て、講師の道を選びました。

(傾聴の学校へ通っていたころの写真)

傾聴をたくさんの人に知ってもらいたいという思い

私が傾聴講師をしている理由は、

自分も、自分の周りの人も、本当に大切にできるようになるコミュニケーション方法だと知っているからです。

そして聴き上手な人が増えたら、お互いを支えあい、分かり合える優しい世の中になると信じているからです。

聴き上手は連鎖します。

あなたが誰かに傾聴をしたら、その人は必ず「傾聴をされた体験」を持ちます。

傾聴された人は「話を聴いてもらうっていいなぁ」と感じるでしょう。

すると「じゃあ、私も誰かの話を聴いてみようかな」と思ってくれるかもしれません。

そんなふうに広がっていったら、優しい社会にどんどん近づいていくと思いませんか?

傾聴はたんに話を聴くスキル、というだけではありません。

私は私でいい。
あなたもあなたでいい。

を認め合えるようになります。

そんな温かい気持ちになれる傾聴を、多くの人に知ってもらいたい。

これが私が講師を続ける思いです。

 

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