ありのままの自分でいると人の話は聴きやすい

今日の傾聴のこつは「ありのまま」というテーマです。

ありのままの自分を受け入れられると、人の話は聴きやすくなりますよ

というお話をしていきますね。

「ありのまま」という言葉は、何年か前に大ヒットした映画「アナと雪の女王」のテーマソングでもありましたね。

あなたは「ありのまま」という言葉に、どんなイメージをお持ちでしょうか?

私は「ありのまま」というのは「そのままである」と思っています。

たとえば「ありのままの私になる」というと
なんとなく、今の私ではダメなんだという印象を受けるんですね。

「私」というのは、なるとかならないとかではなく
すでに「私という人間」がここにいる、というだけなのですね。

何かができるとか、できないとか
特別優れている自分になるのでもなく
隠れていた才能を見つけることでもなく

今のそのままの自分が、ありのままの自分だと思っています。

自分に何かを足したり引いたりしません。そのままがありのまま。

いいところも、欠点もすべてひっくるめてありのままなんですね。

そう考えると、すでに私たちはありのままを生きているんですね。

あとはそれを自分を受け入れられるかどうか、だけ。

自分を受け入れられると…

で、傾聴が上達したい人におすすめの考え方なんですが

自分のありのまま(そのまま)を受け入れられると
人に対しても相手のそのままを受け入れられるようになります。

なぜかというと、

自分の欠点が気になっていて、それをなくしたいと思っていると
人の欠点も気になって、そこ指摘したくなってしまうからなんですね。

そうすると傾聴どころではなくなりますね。

こうしたらいいんじゃない?
ああしたらいいんじゃない?

と言いたくなってしまいます。

だけど「こんな私だけど私なんだ」と温かく受け入れられると
人に対しても同じように受け入れられるようになるわけなんです。

そうすると人の話も聴きやすくなっていきますね。

だけど、この話を聴いて
「それができない私はダメなんだ」と自分を責めてしまう方もいるかもしれません。

でもそれもありのままなんです。
いいとか悪いとかではありません。

今は受け入れられないんだなぁ、とそのままのあなたと一緒にいてください。

 

ご案内

傾聴1日講座® 基礎/実用

傾聴の基礎知識から具体的な技術までしっかりと、実践的に身につけたい方におすすめです。

※ 初心者の方にもわかりやすく、経験者は今までの学びをより深められる内容です
※ 基礎/実用ともに各1日

日程・詳細

LINEオープンチャット(無料)

✅ 傾聴コラム、ブログ更新、講座のお知らせなど、不定期でお届けいたします。

登録者プレゼント
『セルフチェックでわかる傾聴力診断』シート

いますぐ登録