傾聴は共感が大事、共感で聴きましょうといいます。
では、どうやったら共感できる自分になれるのか。
2つあります。
1つは「共感とは何か?」を正しく理解できていることです。
これは、なんとなくという感覚ではなく、知識として自分の中にちゃんと入っていること。
意外と共感を勘違いしている人は多いんですね。
共感については以前お話していますので、そちらを参考にしてください。
下記にリンクを貼っておきます。
2つめは「心の感度を上げる」ということです。
傾聴は相手の気持ちに耳を傾け、気持ちを感じるように聴きます。
相手が「嬉しかったんです」と言ったから「嬉しかったんですね。わかりました」ではないんですね。
それは頭で言葉を理解してるだけです。
そうではなくて、あなたの心がその嬉しさを感じ取れるかどうか。
言葉を理解するのではなく、感じる心のほうが大切なんです。
感じる心がないと共感もできません。
ということで、心の感度を上げていく必要があるのですが、その第1歩として普段から自分の心に興味を持ってください。
私はいま、何を感じているんだろう?
あるいは、何を感じていないんだろう?
自分の心の動きや感情、感覚に意識を向けていく。
そのときに自分の感じたこと、思ったことに「よい・悪い」ラベルを貼るのではなく、ただそのまま眺めてみてください。
そこから始めてみるといいでしょう。