今回は、
「傾聴ってよくわからない」
「どう聴いたらいいのかわからない」
という方に向けてお話しします。
一般的に傾聴は
・熱心に耳と心を傾けて聴く
・共感して聴く
・相手が話したいことを聴く
などと言われています。
そういわれると
「ああ、そうなんだな」
と思われるかもしれませんが
何に対して耳を傾ければいいのか
具体的に言えるでしょうか?
もちろん「相手の話に対して」なのですが
それではちょっと広すぎるんですね。
実はこのあいまいさが
「どう聴いたらいいのかわからない」
と思わせる理由のひとつなんです。
つまり、ここが明確になって
聴く基準ができると
傾聴は何をすればいいのかわかります。
ではそれは何かといいますと
「相手の気持ち」です。
相手の言わんとしている気持ちに対して
・熱心に耳と心を傾けて気持ちを聴く
・気持ちに共感して聴く
・相手が話したい(こと)気持ちを聴く
傾聴ってよくわからないという方は
「相手は今どんな気持ちだろう?」
「何を感じているんだろう?」
と、気持ちに意識を向けて
聴いてみてください。